- けいかい
- I
けいかい【啓開】ひらくこと。 特に, 水中の障害物を除いて, 船が航行できるようにすること。IIけいかい【境界・経界】さかい。 しきり。 きょうかい。IIIけいかい【景戒】⇒ きょうかい(景戒)IVけいかい【睽乖】にらみあうこと。V
「杵勝同窓会はこれより後~の根を絶つて/渋江抽斎(鴎外)」
けいかい【経回】(1)めぐり歩くこと。「京・大坂等の所を~して帰り参りしのち/折たく柴の記」
(2)生きて月日を経ること。VI「頼朝世に~せば, 御方に奉公仕りて/盛衰記 41」
けいかい【計会】(1)考え合わせること。 また, うまく合うようにとりはからうこと。「内外を~す/続紀(養老五)」
(2)物事が一時に重なること。「病愁とともに~に迫り/東鑑(正治二)」
(3)困ること。「俄事にて~言ふはかりなかりしかども/正徹物語」
(4)おちぶれること。 貧乏すること。VII「所領に離れ給ひて, 今は~によつて細々の音信もなかりけり/御伽草子・秋道」
けいかい【警戒】好ましくないことや危険なことが起こりそうな際に, 未然に防ぐように用心すること。VIII「反対派の切り崩し工作を~する」「歳末特別~」「~水位」
けいかい【軽快】(1)動作が軽やかですばやいさま。「~に歩く」
(2)気分がはればれとして心地よいさま。「~な気分」「~な曲」
(3)病気がよくなること。「予の病も幸に~し/肉弾(忠温)」
﹛派生﹜~さ(名)
Japanese explanatory dictionaries. 2013.